妊娠中には大きくなっていくお腹と共に、色々な身体の変化が出てきますよね。
その一つが、妊娠線。
妊娠線は一度できるとなかなか消えないといわれていて、予防が大切。
私も妊娠線は絶対にできてほしくなかったので、初期の頃からケアは頑張りました。
妊娠線予防のクリームやオイルはたくさんのメーカーから販売されていますが、やや割高な印象。
「今から赤ちゃんのためにたくさんお金を使いたいのに、あまりお金をかけたくない・・・!」と思い、専用ケア用品は購入しませんでした。
ですが結果的に、妊娠線はできなかったです!
そこで今回は、私のおすすめのケア用品とお手入れ方法をご紹介したいと思います。
そもそも妊娠線とは?
妊娠線とは、いわゆる肉割れのこと。
表皮が急速に伸び、皮下組織がその伸びについていけずに断裂することでできてしまう線です。
赤紫色をしていて、時間がたつにつれてだんだんと白っぽく変化していきます。
妊娠線の原因はホルモンの影響もありますが、急激な体形の変化が一番。
そのため急激な体重の増加を抑えることや、皮膚のターンオーバーを促すために運動や規則正しい生活なども大切ですが、最も大切だといえるのが、保湿です。
乾燥している肌は角質や神秘層の水分量が減っているので、妊娠線ができやすい状態なんです。
妊娠中の体重の増加抑制はなかなか難しいですが、乾燥は日々のお手入れで対策が可能です。
予防のためにしっかりと保湿をすることが大切ですよ。
妊娠線はいつからできる??
妊娠線はお腹が急激に大きくなっていく、5ヶ月頃からできてくる場合が多いようです。
また、赤ちゃんが移動することで分娩時にできた!という人もいるそうですよ。
ただ、妊娠3ヶ月頃からできたよ!という方もいるので、妊娠初期でも油断は禁物。
私も食べ悪阻で妊娠発覚後から体重はずっと増加し続けていましたので、そういう人は注意が必要です。
また、妊娠初期からクリームを塗っておくと皮膚が柔らかい状態になり、伸びやすくなって結果的に妊娠線ができにくくなるんです。
妊娠初期は悪阻で辛い時期でもありますが、無理のない程度にケアを始めておくことをおすすめします。
専用クリームは高い・・・!たっぷり使えるプチプラがおすすめ!
私も当初は妊娠線予防の専用クリームを購入しようと思い、検討しました。
が、値段が高い・・・!
敏感になっている妊婦さん向けにオーガニックだったり無添加だったりと成分をこだわっている分、どうしても割高になってしまうんでしょうね。
ただ、私は高いとケチケチしちゃってチマチマと使っちゃうと思うので、それじゃあ意味が無い!!!笑
保湿のためにたっぷりと使いたかったので、プチプラを探しました。
妊娠線予防オイル 無印良品のホホバオイル
私は超がつくほどの乾燥肌なので、クリームよりも保湿力が高いオイルを使いました。
使ったのは、無印良品の大ヒット商品、ホホバオイル。
※画像は無印公式HPからお借りしています。
ホホバオイルの特徴としては、
皮膚になじみやすく、肌の水分バランスを整え乾燥を防ぎます。
ホホバの種子から搾ったオイルを化粧用に精製しました。肌なじみが良くさらっとした使用感で、保湿やマッサージ、頭皮のお手入れに適しています。・無香料・無着色・アレルギーテスト済み(すべての方にアレルギーが起きないわけではありません) ◎ご使用方法 全身またはカサつく部分に適量をお使いください。入浴後のご使用が効果的です。
※無印良品公式HPより
ホホバオイルはワックスエステルという成分を豊富に含んでいて、ワックスエステルはもともと人の肌の主成分なんだそう。
ただ、加齢によってワックスエステルが減少していくのですが、そうすると肌のバリア機能が低下していき、紫外線や乾燥などといった影響を受けやすくなってしまうんです。
その結果、肌のきめ細やかさが失われ、乾燥によってシミ・シワの増加など原因となってしまいます。
ホホバオイルによってワックスエステルを取り入れることで、水分と皮脂のバランスを整え、肌を乾燥から守ってくれます。
また、無印良品のホホバオイルは100%植物由来のピュアオイルで、南米ペルーなどで無農薬栽培されたホホバを使用しているそうです。
香料や着色料無添加で低刺激なので、妊娠中の敏感な肌にも安心して使えますよね。
ピュアオイルなので、産後には赤ちゃんに使用することもできます。
オイルのべたべたとした使用感が苦手という方も多いと思いますが、ホホバオイルはさら~っとした付け心地なんです。
べたべたと後に残らないので、乾燥する時期はもちろんのこと、私は夏にも継続して使ってましたよ!
サイズと値段は50ml 890円、100ml 1,590円、200ml 2,490円です。
※2021年3月現在
200mlはポンプ式で片手でOKなので、使いやすくておすすめ。
顔・全身はもちろん、髪にも使えますし、妊娠後期には会陰パック・マッサージにも使える万能オイルです。
妊娠線予防クリーム ニベアの青缶
ニベアの青缶といえば、誰もが目にしたことのある、昔ながらの保湿クリームですよね。
ニベアの主成分はワセリン、グリセリン、スクワランなど、一度は耳にしたことのあるもので、「肌を潤す」に徹しています。
このニベアの成分が、高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」と似ている!!ということでネットで話題にも上がったこともあるんですが・・・。
ドゥ・ラ・メールは30mlで17,850円、一方のニベアの青缶は169gで525円という価格差・・・!
ドゥ・ラ・メールには、もちろんニベアの青缶には入っていない成分が入っていて、新陳代謝の活性化や血行促進などの効果もあるようなのですが、それでもニベアがいかにコスパが良いかがわかりますよね。
ニベアの主成分のワセリン、グリセリン、スクワランなどは水分や美容成分を閉じ込める効果があるので、妊娠線予防にはピッタリだといえます。
私はホホバオイルとニベアのW使いで妊娠線予防をしたよ
オイルとクリーム、妊娠線予防にはどちらがいいの・・・?ということですが、私はダブル使いをしました!!
保湿力が高いのはオイルですが、オイルは浸透力が低いんです。
クリームはオイルほどは保湿力はありませんが、皮膚の内部まで有効成分が届くといわれています。
乾燥肌の私はオイルの保湿力が欲しいけど、しっかりと中まで浸透させたいので、オイルとクリームの両方を使いました。
そこで問題なのが、「オイルとクリームはどっちから塗るのがいいの??」ということ。
調べてみても、ネットではオイル→クリーム派、クリーム→オイル派の両方居たんです。
結論から言うと、無印のホホバオイル→ニベアのクリームを塗っていました。
理由としては、ホホバオイルは、水分を閉じ込める効果が強いんです。
なのでお風呂上りなど肌に水分がある状態の場合、なるべく早くホホバオイルを塗ってから乾燥を防いだほうがいい!
というのが理由です。
これはお風呂上りの場合なので、もし朝などに塗る場合は、有効成分を内部まで届かせるクリーム→保湿をするオイルの順番がいいですね。
妊娠線はお腹だけじゃない!他の部位も油断大敵
妊娠線が一番できやすいのはお腹ですが、妊娠中には身体の様々な場所が大きくなって、妊娠線ができやすくなります。
バスト、太もも、お尻、二の腕・・・
こういった部位にも妊娠線ができることがあるので、妊娠中は全身しっかり保湿するような気持ちでお手入れを頑張っていたほうがいいです。
私もお尻や太ももにも妊娠線ができやすい!
と聞いていたのでそこもしっかり保湿していたのですが、なんと、腰回りにできてしまいました・・・・。
ちょうど骨盤のところの皮膚で、気づかない間に骨盤が広がり、皮膚が伸びてしまったんでしょうね・・・。
私の場合はお尻と背中の間左右に3本ずつくらい、引っかかれたような薄い線ができてしまいました。
ただ、ラッキーなことにとっても薄い線だったので、産後しばらく経つと自然と消えていました。
妊娠線は薄くはなっても消えないことも多いので、お腹だけではなくて他の部位もしっかりと保湿して、予防してくださいね。
浮腫み対策のマッサージならスイートアーモンドオイルがおすすめ
妊娠中には浮腫みが気になるという方も多いと思います。
私も普段はほとんど浮腫まない体質ですが、それでも検診時には何度か指摘されたこともありました。
浮腫みにはお風呂上りにストレッチ&マッサージが効くかと思いますが、マッサージオイルなら無印良品のスイートアーモンドオイルがおすすめです。
無印良品のピュアオイルシリーズの中でも保湿力が高いものと言われています。
ホホバオイルはオイルですがさっぱりとしているので、あまりマッサージ向きではありません。(その分オイルが苦手な人にもおすすめですよ!)
逆にスイートアーモンドオイルはしっとりとしていて伸びが良いので、マッサージオイルとしてはピッタリ。
ホホバオイルと同様無香料無着色、アルコールフリーなので敏感になっている妊娠中の肌にも安心して使えます。
まとめ
私流の妊娠線予防方法を書いてきましたが、いかがだったでしょうか。
妊娠線予防クリームやオイルはいろんなメーカーから出ていますが、少しお高め。
無印良品のホホバオイルとニベアの青缶なら、プチプラなので全身にたっぷりと使えておすすめですよ。
妊娠線の予防をしたいけど、何を使おう??と悩んでいる人は、一度使用してみてはいかがでしょうか。