2月に車お遍路をはじめたのですが、なかなかスケジュールが合わず、先日ようやく2日目を周ることができました。
第六番札所・安楽寺から第十番切幡寺まではほとんど距離がないのでスムーズに回ることができます。
第十一番・藤井寺は10キロほど離れていますが車であればさほど時間もかからず・・・ですが、その後の第十二番・焼山寺は山腹にあり「遍路ころがし」と呼ばれる難所の一つになっています。
二日目は第十二番を目指したのですが、出発が遅かったのと、久しぶりのお遍路で手間取ってしまったので第十一番・藤井寺でストップとなりました。
車お遍路二日目 行程
5月某日 晴れ
9:00 自宅出発
11:20~11:45 第六番札所・安楽寺お参り
↓
11:50~12:15 第七番札所・十楽寺お参り
↓
12:25~12:50 第八番札所・熊谷寺お参り
↓
13:00~13:30 第九番札所・法輪寺お参り
↓
お昼ご飯
↓
14:35~15:10 第十番札所・切幡寺お参り
↓
15:40~16:00 第十一番札所・藤井寺お参り
第六番札所・安楽寺
この地を訪れた弘法大師が温泉を見つけたことから、山号は温泉山と名付けられているお寺です。
駐車場は山門すぐ近くと道路の反対側にありました。
周りは山と田んぼに囲まれたのどかな場所で、天気も良くて気温も高かったので気持ちいい。
5月はお遍路には最高のシーズンだと思います。
ゴールデンウィーク中とあって、たくさんのお遍路さんが訪れていました。
若い女性や外国人もちらほらと見かけました。
お寺で見どころポイントとしては、さか松です。
漁師が修行中の大師に間違って弓を放ってしまい、松の枝が身代わりになったそう。
大師は厄除の法のご利益だと漁師に松を逆さに植えさせ、「松が栄えるなら参拝者災厄を逃れるだろう」と告げたそうです。
立派な松と、池には鯉がたくさん泳いでいますのでチェックしてくださいね。
第七番札所・十楽寺
安楽寺からすぐの場所にある第七番札所・十楽寺です。
人間が持つ八苦を乗り越え、極楽浄土の10の楽しみを得られるようにと名付けられた寺です。
鐘楼門をくぐるとすぐのところにある水子供養の地蔵が70体も並んであり、これだけ数が多いのは珍しいようです。
こじんまりとしていて静かなお寺でした。
第八番札所・熊谷寺
熊谷寺は八十八か所中一番大きな仁王門があるのですが、駐車場とお寺から道を渡ったところにあるので、少しわかりにくいかもしれません。
私たちは最初気づかずに駐車場からそのまま本堂に行ってしまったので、車を停めたらまず道を渡って、山門をくぐってからお参りするといいと思います。
風格があってとてもカッコいいです!!
駐車場から本堂へ向かう途中には多宝塔があるのですが、1774年に建立された四国最古・最大規模のものです。
本堂から更に石段を登ったところにある大師堂。
一口にお寺と言っても雰囲気が全く違って、ほっとする場所やなんだかそわそわする場所などそれぞれなんですよね~。
ここはなんだかとっても好きなお寺でした。
続いて第九番札所・法輪寺に行きましたが、長くなりましたのでまた次の記事で紹介しますね。