2019年11月に娘を出産しました。
出産事体は通常分娩で、初産ながら約4時間の超安産でスムーズに産まれてきてくれました。
ただ、分娩時に裂けてしまい、縫合されることになりました・・・。
分娩時の裂傷による縫合=手術になる!
ということをネットで見たことがあったので、もしかしたら保険金が貰えるかも・・・!ということで、加入している保険会社に請求してみました。
保険金請求の主な流れは?
生命保険に加入しているものの、実際に請求をしたことのある人は少ないのではないでしょうか?
まずは請求の流れをご紹介したいと思います。
保険会社へ連絡
保険金が下りるのかどうかは、加入している保険会社や保険の内容によって異なります。
診断書を書いてもらうにしても、文書代が掛かってしまうので、まずは保険会社へ連絡してみるといいでしょう。
その際に保険の請求方法や必要書類等を確認しておくと、その後の請求がスムーズです。
診断書の取り寄せ
診断書を書いてもらうことになったら、まずは診断書のテンプレートを取り寄せましょう。
直接保険会社に連絡して取り寄せるか、HPでダウンロードできる会社も多いです。
分娩した病院へ診断書作成を依頼
診断書を取り寄せたら、分娩した病院に診断書作成を依頼しましょう。
退院後であれば受付、入院中であれば病棟のスタッフさんなどに依頼したら受け付けてくれます。
必要書類等の準備
保険会社によって必要書類は異なってくるのですが、医師に記載してもらった診断書の他に、印鑑や保険証書、身分証などが必要になってくるので、準備しておきましょう。
診断書の受け取り
診断書作成までは、大体1~2週間はかかるようになります。(病院によっては3週間~1か月ほど待たされることもあります。)
受け取り時に診断書作成代が掛かります。
診断書・必要書類を持って請求に行く
診断書や必要書類の準備が出来たら、請求に行きます。
私の場合はかんぽ生命に加入していたので、最寄りの郵便局の窓口に行きました。
申請事体はスムーズで、30分もかかりませんでした。
母乳外来時に病院へ診断書作成依頼!
裂傷によって保険金が貰えるのかどうかは、保険会社によって異なります。
なので、確実に貰えるか知りたい!という場合は、まずは保険会社に問い合わせてみるほうがいいです。
私は出産前に、2日間“胎児心拍異常”ということで入院していました。
この分の入院代は確実に保険が下りるので、今回は問い合わせはせずに、まずは病院に診断書を書いてもらいました。
私は退院一週間後の母乳外来時に診断書を依頼し、1か月検診の時に受け取れるようにとお願いをしました。
診断書が出来るまでは大体1~2週間掛かる(病院によっては1か月ほどかかることもあります。)ので、早めに依頼しておくのがいいです。
診断書の手術欄にしっかりと記載されていた!
1か月検診時に病院から診断書を受け取ると、手術欄にしっかりと記載されていました。
手術名:会陰(膣壁)裂創縫合術(分娩時)(筋層に及ぶ)
となっていました。
会陰裂傷の中でも、程度によって診療報酬が異なるようです。
1.筋層に及ぶもの 1,650点
2.肛門に及ぶもの 4,630点
3.膣円蓋に及ぶもの 4,320点
4.直腸裂創に及ぶもの 8,920点
となっています。
私の場合、一番軽い「筋層に及ぶもの」でした。
保険会社によっては“重度の場合は保険請求できるけど、軽い場合には保険金がおりない”というところもあるようです。
私はかんぽ生命に加入しているのですが、今回は一番軽いものでも手術保険(給付)金が下りました!
分娩時の裂傷で手術保険(給付)金を貰えた!
郵便局の窓口で手続きをして、約1週間後には保険金(給付金)が指定の口座に振り込まれていました。
金額はこんなかんじ。
<<特別養老保険>>
入院保険金 9,000円
手術保険金 30,000円
<<特別終身保険>>
入院保険金 13,500円
手術保険金 45,000円
入院保険金は、出産前に“胎児心拍異常”として経過観察入院をしていた3日分の保険金です。
そして、手術保険金が、会陰裂傷による縫合の保険金です。
トータル75,000円もおりました!!!
裂けた甲斐がありました。笑
まずは保険会社に問い合わせすべし!
分娩時の処置については、色んなパターンで保険金が下りる場合があるようです。
吸引分娩や、会陰切開でも保険金が貰えた!
という方もいるようです。
普通分娩だったから対象外かな・・・。
と思いこまずに、何か処置をした場合には、対象にならないか保険会社に問い合わせてみたほうがいいかと思います。
ちなみに!!
私は数年前に親知らずの抜歯で入院・手術をしているんです。
その時にも保険会社に問い合わせをすると、「美容目的での抜歯は対象外となりますが、とりあえず診断書を出してください」
とのことで提出をすると、手術・入院保険金が貰えたことがありますよ!
保険の請求期限は3年なので、もしかしたら過去の出産時に会陰裂傷で縫合していたり、吸引分娩していたら、保険金が貰えるかもしれません・・・!
そういう場合は問い合わせしてみるべし!です。
まとめ
私は娘の分娩時に、裂傷による縫合処置を受け、加入している保険会社に保険金請求したところ、手術保険金だけで75,000円も貰うことができました!
保険会社によって保険金が下りるところや下りないところがあるようですし、程度によっても貰える場合と貰えない場合があります。
なので、まずは加入している保険会社に問い合わせてみるのが一番だと思います。
手術保険金となると額が大きいですからね。
毎年結構な金額を払っていますが、今回は「入っててよかったな~」と思いました。