ロープウェイにて阿波の最大の難所・太龍寺を楽々参拝した後は、引き続き第22番・第23番のお遍路に行きました。
第23番札所のあとはぐーーーーっと南下して室戸まで行くので、第23番札所・薬王寺まではどうしても終わらせたかったですが、
しっかりとスケジュールを組んでいたのでばっちりと参拝することができました。
第22番札所 平等寺
太龍寺から平等寺までは車で約30分ほど。
鶴林寺や太龍寺の山道に比べると楽々運転できる道でした。
薬王寺に到着!
のどかなたんぼ道の中にあるお寺です。
本堂は石段を登ったところにあります。
石段の横には井戸があるのですが、どんな日照りでも枯れることがなく、
万病を治す霊水と信仰されているそうです。
かつては乳白色だったのが、今では無色になったんだとか。
太龍寺がスケールが大きかっただけに、こじんまり感が・・・
なのであまり印象がありませんでした。
22番から23番札所・薬王寺までは約20キロほど。
距離がありますが、薬王寺に近づくにつれて海が近くなり、今までと違う景色なのでわくわく感が高まります。
トンネルが多かったですが、走っていて気持ちよかったですよ~。
20分ちょっとで第23番札所に到着しました。
第23番札所 薬王寺
薬王寺はウミガメが訪れる海岸がある日和佐というところにあり、観光客でも賑わっていました。
駐車場の横には薬王寺温泉があるので、参拝後にもいいですよね。
瑜衹塔(ゆぎとう・永代供養の骨堂)が駐車場からもよく見えました。
さっそく山門から中へ。
山門をくぐると急な階段が続きます。
厄坂になっていて、階段一段一段に小銭を置いて厄払いしている人もいました。
本堂と大師堂でお参りをして、さらに上のゆぎ塔へ。
朱色が色鮮やかです。
寺の宝物も展示しているのですが、時間が遅くて残念ながら見れませんでした。
ゆぎ塔前からは、日和佐の街と海岸が一望できてとっても見晴らしがよかったです。
日和佐城も見えましたよ。
時間がなく観光は全然できませんでしたが、ウミガメを飼育している「日和佐うみがめ博物館カレッタ」やマリンクルーズなど見どころも多い街なので、時間を作って観光がてらというのもいいと思います。
薬王寺から道を渡ってすぐのところに道の駅もあり、無料の足湯やお土産品店もありましたよ。
この日はめちゃめちゃ暑くて足湯なんて入る気になりませんでしたが涼しくなったら足湯で疲れを癒すのも最高ですね。
18番札所から23番札所まで距離があったので心配していましたが、約6時間ほどで回れました。
これで徳島編は終了したので、次回からは修行の道場・高知へと入ります。
室戸・足摺となかなかの距離感で大変なので、車お遍路ではじめての宿泊もしようかと思っています。
四万十や足摺はまだ行ったことがないので、楽しみ!!
また更新しますね。