沖縄へ転勤や移住などで引っ越す場合、車を持っていくのか、車を手放すのか、重要になってきますよね。
沖縄で生活する上で車は必要なのか、無くても生活できるのか。
また自家用車を持って来たり購入する場合に注意するべき点をまとめてみました。
沖縄は“超”車社会!
沖縄はご存じの通り、公共交通機関が発達していません。
電車は那覇空港~首里のほんの一部のみしかモノレール(ゆいレール)がなく、路線バスもあまりおすすめしません。
沖縄の路線バスは時間にルーズで、30分以上遅れるなんてこともあるので、時刻表は全くあてにならないからです。
また、沖縄は肌に焼けつくような日差しの強さと暑さで、自転車もあまり向きません。
短時間の移動であれば大丈夫ですが、夏は汗だくと日焼け覚悟です!
そのため沖縄は“超”がつくほどの車社会で、自動車の保有率は全国に比べて高く、軽自動車の保有台数は全国1位にもなっています。
また、観光客はレンタカーを使うことが多く、レンタカーの台数も年々増加しています。
ただその分渋滞が酷くて、渋滞による損失時間は全国第6位と深刻です。
那覇の中心部であれば車なしでもOK
住宅と職場が那覇の中心地であれば、モノレールや自転車、徒歩での移動で十分なので、車がなくても生活には困りません。
その場合は、おもろまちエリア、小禄エリアがおすすめです。
おもろまちエリアはここ十数年で急成長をしているエリアで、「サンエー那覇メインプレイス」という大型のショッピングセンターがあり、おしゃれなカフェや飲食店も多く、転勤族も多い場所です。
小禄エリアは住宅が立ち並んでいて病院や塾が多いので、子育てするには良い環境の場所です。
どちらもモノレールの駅がありますし、スーパーやドラッグストア等も多くて生活には不便しないですよ。
沖縄を満喫するにはやっぱり車が必要!
那覇の中心地だけであれば、モノレールや徒歩、自転車だけでも生活には困りません。
ただ、せっかくの沖縄生活ならば、有名な観光地に出かけたり、美味しいお店を巡ったり、海に行ったりしたいですよね!
そういったようにアクティブに動くのであれば、やはり車は必須です。
そんなときにおすすめの対処方法をご紹介します。
必要な時だけレンタカーを借りる
自家用車を持たずに、必要な時だけレンタカーを借りるという手もあります。
沖縄はレンタカー会社が多くて競争が激しいので、値段も格安!
日帰りだと、安くて2,000円程度~借りることができます。
私は以前全国に営業所がある会社に勤めていて、県外からの転勤者が多かったのですが、その方たちは遠出する時だけレンタカーを借りていましたよ。
引っ越しの際に輸送費がかからないこと、車の維持費(車検や税金)がかからないこと、駐車場代がかからないことがメリットです。
那覇の中心地(おもろまちエリアや久茂地エリア)は駐車場代が高くて月額10,000円を超える場所も多いので、週末しか車を使わないのであれば、レンタカー生活でもいいと思います。
ただ、毎回受付や返却する手間やゴールデンウィークやお盆、連休などレンタカー会社が忙しい時期は早めに予約をしないといけないデメリットがあります。
安い軽自動車を購入する
沖縄は軽自動車の普及率が高く、中古車屋さんでもたくさんの軽自動車が安く販売されています。
土地面積が少ないので、他の地方都市に比べて道路や駐車場の幅が狭いことが多いですし、アパートやマンションでも軽自動車専用と制限されていることもあります。
また、沖縄は海に近いので、車の塩害が酷いんです。
那覇市内などの街中でさえ、数年乗っていたらホイールの裏やボルトなどがサビだらけになってしまいますし、海により近い場所であればボディ部分もサビに侵されてしまいます。
県外から車を輸送するのであれば輸送費も高い(最低5万くらい・・・?)ので、タイミングが良ければ自家用車を売って、沖縄で安い軽自動車を買うというのもおすすめです。
沖縄で車に乗るなら塩害対策は必須!
沖縄で自家用車に乗るなら、塩害対策は必須です!
塩害対策を怠ると、ホイールやボルトなどすぐにサビだらけになってしまいます。
大切にしている愛車であれば、業者での防サビコーティングがいいようです。
値段がコンパクトカーで5万前後と高額ですが、大切な愛車がサビだらけにならないようにはじめにしっかりと対策はしましょう。
また、台風の後には洗車をすることもお忘れなく!!
まとめ
沖縄転勤や沖縄移住で引っ越す場合、那覇市の中心地であればゆいレールや徒歩、自転車などを利用して車なしでも十分生活ができます。
ただ、観光スポットに出かけたり、海に行ったりと沖縄を満喫するのであれば、車は必要です。
沖縄では軽自動車の普及率が高く土地も限られているため、駐車場の幅や道路が狭かったり、アパートの駐車場が軽自動車に限定されたりと大きな車だと不便も感じます。
もし沖縄で自家用車を購入するのであれば、塩害のことも考えて安い軽自動車を沖縄限定で乗り捨て感覚で購入するのもおすすめです。
沖縄はレンタカー会社が多くて格安なので、たまにしか車を使わないよ~って場合は、その時だけレンタカーを借りるという手もありますよ。
今後沖縄での生活を控えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。