車お遍路 四万十・足摺・南予編二日目の続きです。
前回の記事:車お遍路はいよいよ四国最南端へ!岩本寺・足摺岬の金剛福寺を参拝
足摺岬にある金剛福寺の後は、また来た道を戻るようにして進み、愛南町へ。
ここからいよいよ愛媛突入です。
第40番札所・観自在寺(かんじざいじ)
約1時間半かけて観自在寺に到着。
1番札所・霊山寺から一番遠い場所にあり、「四国霊場の裏関所」と呼ばれています。
平城天皇の勅命をうけた弘法大師がこの地にやってきて尊像を安置したお寺で、山号も「平城山」といいます。
こちらにはカエルの像がありました。
(栄かえる)だそうです。
このころには雨がやみ、緑がとてもきれい。
こちらのお寺には大師堂のまわりに各霊場の砂が敷き詰められており、一周すると八十八か所のお砂めぐりができます。
時間がないので早々と参拝を済ませましたが、第41番札所までの通り道には宇和島城や宇和海展望タワーがあり、ぜひ行きたかったので、寄り道しました。
宇和島城は全国の12しかない現存する木造天守閣のなかの一つでぜひ行ってみたかったんです。
その様子についてはまた次の記事で。
第41番札所・龍光寺
続いてのお寺は龍光寺。
駐車場が15台ほどあるようですが、車1台分の道幅で混雑でなかなか進まないようだったので、近くの道沿いに停めさせてもらいました。
山門がなくって、石段を渡るとすぐに本堂と大師堂がありこじんまりとしたお寺です。
さらに石段を登った先には赤い鳥居が見えるのですが、稲荷神社で、旧本堂なのだとか。
第42番札所・佛木寺(ぶつもくじ)
最近はペットと一緒に参拝しているお遍路さんも多くて、「ペット禁止」の張り紙がされているお寺もちらほら見かけるのですが、ここは牛馬やペットの寺として親しまれているそうです。
建て替えられた山門は大きくて風格がありました。
第43番札所・明石寺
この日最後のお寺はあげいしさんと親しまれている「明石寺(めいせきじ)」。
歴史音痴の私でも知っている源頼朝が命の恩人の禅尼を弔って阿弥陀如来像を奉納、山号の現光山を「源光山」に改めたそうです。
大師堂の横には2本並んだ夫婦杉。
次は久万高原と距離があるので、ここまでは絶対に終わらせないといけなかったのですが、無事今回のミッション完了。
距離もあったので時間ギリギリかな~と思いましたが、16:00過ぎには参拝し終えることができました。
ここまで来たら後は日帰りで行ける距離で、お寺さん同士も近いので回りやすそう。
冬は寒すぎて大変なので、なるべく過ごしやすい気温の時期に頑張りたい・・・!