豊島旅行記③ 徒歩で犬島精錬所美術館と家プロジェクトを鑑賞

   

豊島からちょっと足を伸ばして訪れた犬島。

島民が50数名しかいなくて、徒歩で回れるくらいの小さな島ですが、こちらもアートで埋め尽くされた島でした。

前回の記事⇒豊島旅行記② 素晴らしき豊島美術館と海のレストランでランチ

 

犬島精錬所美術館は廃墟好きにはたまらないスポット

犬島でまず最初に訪れたのは、チケットセンターからもすぐの場所にある「犬島精錬所美術館」。

こちらは100年以上前に建設された銅の精錬所の跡地を利用した美術館です。

銅の暴落により10年で操業を中止し閉鎖されていた場所をアート作品として甦らせた、他にはない美術館です。

 

入るとまずは外に昔のまま残されたレンガ造りの工場跡地を進むようになっており、そこから中のアートスペースへと入っていきます。

一度冷やされたらずっと冷たさが続き、また一度熱されたら暖かさが続くという煉瓦の特性や煙突を活用し、電気を使わないというエコに配慮した建築物になっているんだとか。

この一番大きな煙突が空調の役割を果たしていて、夏には涼しい風を吹かせているんだそうです。

 

ここ、ただの工場跡地だけかと思ったら、中にはなかなか興味深いアートスペースがあり、意外と面白かったです。

中のアートスペースのモチーフになっているのが「三島由紀夫」さん。

なんのこっちゃわからないアート作品も、中で係りの方が説明してくれるので「なるほど~」と納得しながらの鑑賞でした。

 

外には今にも崩れ落ちそうな煙突も。

100年以上前に建設されて今なお残っているなんてロマンがありますよね。

 

映画のセットのような遺構が立ち並んでいます。

実際に多くの映画のロケ地としても使われているようですよ。

目の前には穏やかな海が見え、ゆったりとした島の風景と時間が止まったかのような精錬所跡地とのギャップが不思議な空間でした。

 

 

集落に点在する犬島「家プロジェクト」

犬島製錬所美術館を見学したあとは、同じ鑑賞券で見学することができる「家プロジェクト」を見学しました。

犬島にはA邸、C邸、F邸、S邸、I邸、中の谷東屋、石職人の家跡というギャラリーが集落のあちらこちらに点在しています。

それぞれの作品はかつて民家だった瓦屋根やアクリル素材、アルミ、ミラーなど様々な素材を用いていて、島の風景と一体となるように作られたアート作品になっています。

 

「石職人の家跡」。

地面には色んな模様が掛かれてて外国の遺跡みたい。

 

S邸は「コンタクトレンズ」という作品。

 

A邸は一番写真映えするガラスの中に様々なお花のアートがちりばめられた作品。

 

C邸やI邸は内部が写真撮影NGになっていました。

正直直島の「家プロジェクト」がなかなかパンチがあったので、犬島のほうは印象が薄いですが・・・

まぁいろんな作品をみつつ集落内を散策できるので探検しているかんじもあり面白いですよ。

 

1作品につき5~10分程度あれば十分なくらいなので、移動時間も含めて1時間もかからないで回れちゃいました。

あちらこちらに看板が立っているので地図を見なくてもすいすいと回れちゃいます。

 

チケットセンターにはカフェもあるよ

豊島行きの船の時間までまだまだ時間があったので、チケットセンターに併設されているカフェで休憩しました。

「犬島は何もない!!」と聞いていましたが、たこ飯セットやサラダとスコーンのセットなど軽食メニューもありました。

私達は飲み物だけいただいたんですが、500円となかなかの金額にも関わらず、小さな紙コップで出てきたのでビックリ。コスパ悪すぎでした。笑

 

犬島観光の所要時間はどれくらい??

今回は12:50犬島着、15:20犬島発の船に乗ったので、犬島観光の所要時間は約2時間半でした。

それでも1時間弱は時間が余ったくらいだったので、犬島観光は約2時間程度と考えていたらいいと思います。

 

観光といっても「犬島精錬所美術館」と「家プロジェクト」くらいしかありませんし、それらも島の東側半分に集中していて徒歩で回れるので、直島や豊島ほど時間はかかりません。

とってものどかな島なので、ぼ~っと海を眺めるのも良かったです。

 

豊島に戻って豊島横尾館で最後のアート鑑賞

犬島から豊島へ戻りましたが、豊島から高松港行きの高速船の時間までは1時間半ほどあったので、回れていなかった「豊島横尾館」へ。

家浦港から徒歩5分ほどなのでレンタサイクルがなくてもOKです。

私は全然知りませんでしたが、横尾忠則さんは国内外で多数の個展を開催するアーティストで、この豊島横尾館は古い民家を改修し、その配置を生かして作品が展示されています。

こちらも中は写真撮影NG。

大きな円塔が目印なのですが、その円塔を利用した「滝のインスタレーション」は特に印象的でした。

 

まだまだ時間がありましたが、家浦港付近には展示中の作品が他になく、家浦港でしばらく時間をつぶして、17:30発の船で高松へ帰港しました。

17:30発の高速船は最終便ということもあり、とっても混雑して座れないくらいでした。

船の時間には余裕を持って、船が到着したら早めに乗り込むのをおすすめしますよ。

 

 

 

 

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