北海道を代表する高級ホテル、ウィンザーホテルの宿泊記の続きです。
前回の記事⇒ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ宿泊記
ウィンザーでフレンチフルコースを堪能
ホテル内にはたくさんのレストランがあります。
ミシュラン星付きでフランスの本店以外では唯一の支店「ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」や「あらし山吉兆」をはじめ、チャイニーズキュイジーヌ、ピッツェリアなどどこも魅力的なレストランばかりです。
今回は「ギリガンズアイランド」でフレンチのコースをいただきました。
まずは<ウニのロワイヤルカリフラワーのムースリーヌ>
前菜のムースなのにウニがたっぷり。
甘みとみずみずしさがたまらなく、初めてウニを美味しいと思いました。
<牡丹海老とホタテのセビーチェ>
盛り付けもどれも凝っていて、花をたくさん使用しているので綺麗で見た目も楽しめました。
<夏野菜のニソワーズ>
<リ・ドヴォーとナッツのクリスティヤン>
子牛の胸腺のことで、成熟するにつれて消えてしまう部位なので希少部位なんだそうですね。
初めて食べましたが、プリップリとした不思議な食感でした。
<平目のポワレ>
どうやったらこんなにふっくらできるんだろう?と思うくらい身がふわふわでした。
<グラニテ>
北海道らしいハスカップを使用したシャーベット。
甘酸っぱくていいお口直し。
<合鴨のロースト>
合鴨ももちろん美味しかったですが、花付きズッキーニや摘花メロンが珍しくて・・・。
ビーツのソースも臭みが全くなく美味しい。
<デザート>
桃のコンポートやアールグレイのムースリーヌ。
どれも甘さ控えめで重たくなく、爽やかでした。
<焼き菓子>
デザートを食べ終わった!と思ったら、最後に焼き菓子。
「お腹がはち切れる~~!!」と思うほど満腹になりました。
7月初旬の平日で、他のお客さんも少なく静かで落ち着いた雰囲気でいただくことができました。
広々とした庭園が開放的な温泉も楽しめます
ウィンザーホテルには温泉もあるので、せっかくなので入ってみました。
2Fにスパゾーンがあるのですが、温泉は一番奥。
長い長い廊下を歩かなくてはなりません。
ここだけ急に日本らしさが溢れていて、なんだか落ち着きます。
檜風呂と石風呂の2カ所が男女日替わりで楽しめるようになっていますが、石風呂のほうには残念ながら露天風呂はありません。
私が行ったときは夜は女性が石風呂、朝が女性が檜風呂になっていました。
石風呂は内湯とサウナのみで、まぁまぁ浴槽も大きかったのですが、温泉らしさはなくイマイチ。
露天風呂が大好きなので、朝にリベンジで檜風呂のほうにも行ってみました。
露天風呂は目の前がとっても広大な庭園になっているのですが、仕切りがなく開放的!!!!
タイミングが良ければキツネが現れることもあるようです。
北海道の大自然を目の前に温泉・・・最高でした。
休憩処も広々としていてゆったり寛げるようになっていましたよ。
贅沢な朝食と優雅にスパークリングワイン
朝食は和食と洋食が選べますが、迷いに迷って洋食にしました。
会場は、前日に夕食をいただいた「ギリガンズアイランド」です。
洋食のセットメニューになっているのですが、アメリカンスタイルとジャンボンスタイルの2種類から選べます。
主人がアメリカンスタイル、私がジャンボンスタイルをチョイス。
こちらがアメリカンスタイル。
アメリカンスタイルは卵料理が「オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き」から選べます。
それにウインナーソーセージとベーコン、温野菜、グリーンサラダが付いてきます。
そしてジャンボンスタイル。
北海道産の豚を約1か月熟成して作った特製のジャンボンハムがたっぷりと盛られています。
温度玉子が添えられていて、ハムの下にはたっぷりのグリーンサラダ。
ハムの塩気がちょうどよく、卵と絡んでまろやかになり、美味しかったです。
そして共通でフルーツグラスとヨーグルト、さらにはスパークリングワインが付いてきます。
朝からスパークリングワイン・・・なんて贅沢。
焼き立ての特製手作りパンはブッフェスタイルになっていて、ついつい食べ過ぎちゃいます。
小麦の風味が良く、バターなしでも美味しくいただけました。
また、リンゴジュースやフレッシュオレンジジュースもめちゃくちゃ甘くてとっても美味しかったです。
遊覧ロープウェイ「サミットキャビン」で空中散歩
ホテル内にある遊覧ロープウェイ、「サミットキャビン」が無料で乗れるので体験してみました。
(カジュアルスタイルに宿泊だと1,080円かかります。)
土日祝のみの運行で、夏季の運行は10:00~16:45ということ。
10:00に行ってみましたがほとんどお客さんは居なかったです。
こちらがロープウェイ乗り場。
ゴンドラは5~6人乗りくらい??意外と大きくて立派な施設で驚きました。
洞爺湖だと有珠山のロープウェイが有名ですが、そちらは大型のゴンドラなので、こっちのほうがプライベート感があってゆっくりと楽しめそうです。
ホテルが山頂にあるので、そこから湖に近づいて降りて行くかんじになります。
残念ながら霧がかっていて絶景!!というかんじではありませんでしたが、どんどん近づいていく洞爺湖。
思った以上に高さがあって少し怖いくらい。
片道10分ほどの空中散歩です。
降りて行ったところにはピッツェリアや、乗馬体験できる場所がありました。
たくさんの馬が暮らしていました。
アクティビティとして楽しめるようで、ちょっと体験してみたかったなぁ~。
子連れだとすごく楽しめそうです。
そしてそこからホテルへリターン。
天気が良い日だと羊蹄山や浦内湾まで見渡せるそうなので少し残念でしたが、それでも大パノラマには感激しました。
まとめ
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ。
チェックアウトギリギリの時間まで滞在しましたが、それでも物足りないくらい、居心地がよくて贅沢な空間でした。
和食の朝食も食べたかったし、もっとお風呂でゆっくりしたり、ロビーで生演奏を楽しんだりもしたかった。
あぁ、あと1泊したかった・・・・。
とつくづく思いました。
ネットで見てみると、安い日であればジュニアスイートが朝食付きで2万円台であったので、それくらいなら全然いいかも!!と思えるくらいでしたよ。
(夕食も結構なお値段がするのでリーズナブルとは言えませんが・・・)
また機会があればぜひ!!!
伺いたいホテルの一つになりました。