今年から8月11日は山の日で祝日となりましたね。
人によっては5連休、6連休という人も多いのではないのでしょうか。
そんな連休初日、車お遍路に出かけてきました。
3か月ぶりとなってしまいましたが、今回は順調にいき徳島編を終わらせることができました~!!
徳島は割とお寺同志がまとまっていたので楽々まわれたのですが、今回は離れていたので車でも移動に時間がかかりました。
第十八番札所 恩山寺
恩山寺は徳島市内から南下した小松島にあります。
連休初日とあって小松島から徳島市内に向かう方面は少し渋滞していました。
少し山に入ったところにある小さなお寺です。
弘法大師がこの寺で修行していたときに母が訪ねてきたが、女人禁制のお寺で会えなかったので、
滝に打たれて修行し女人解禁の秘法を収めて母と対面できたというお寺で、そこから寺号を「母養山恩山寺」としたそうです。
お寺に入ると弘法大師像がお出迎え。
お盆休みでお遍路さんも多いかな?とびくびくしていましたが、
元々8月は暑くてお遍路さんが少ないらしいですし、さほど混んでいる印象はなかったです。
5月のゴールデンウィーク中と同じくらいかなと。
山門の上に駐車場があるので帰りに山門近くに車を停めて記念撮影。
山門の横に赤褐色が目を引くビランジュの木がありました。
弘法大師が自ら植えたといわれていて、県の天然記念物に指定されているそう。
第十九番札所 立江寺
恩山寺から10分ほどで立江寺に到着。
このお寺は駐車場が有料なのですが、バーがあり一回300円で停められるアスファルトのパーキング。
駐車場からとほ2~3分ほどでお寺に到着です。
ここは関所寺といわれ、邪悪な心を持つ人や罪人は罰が下り、この先進めるかどうか見極められるといわれていたそうです。
本堂や大師堂も立派で、なんだか現代的なお寺でした。
第二十番札所 鶴林寺
第二十番札所は「お鶴さん」と呼ばれる鶴林寺(かくりんじ)というお寺で、山頂まで4キロある急こう配の坂で焼山寺に次ぐ難所と言われています。
このように車が1台しか通れない山道が続き、軽自動車だとなかなか登れないんじゃない?!と思うほどの急こう配でした。
立江寺から30分ほどで到着。
駐車場から境内までの道には大きな杉が立ち並んでいて、山奥のお寺ならではの雰囲気。
荘厳な雰囲気の山門。
インドの霊鷲山と似ていることから付けられたという山号もかっこいい!!
道の脇には苔が生えててきれいでした。
標高が高いのと木々に囲まれているので涼しくて雰囲気も良く、個人的にとっても好きなお寺でした。
階段を登ると本堂です。
寺号のとおり、あらゆるところに鶴がありました。
本堂横にも鶴。
鶴林寺のあとはいよいよ太龍寺です。
「西の高野」と呼ばれるスケールの大きなお寺で、
歩きお遍路にとっては阿波の三難所(焼山寺・鶴林寺・太龍寺)の中でも最大の難所です。
今はロープウェイがあり、10分で山頂へ行けるので、ロープウェイを利用していってきました。
太龍寺についてはまた次回の記事で。