ゴールデンウィーク後半、車お遍路の三日目を決行しました。
この日は遍路ころがしといわれている第十二番札所焼山寺からスタートです。
第十一番札所・藤井寺から焼山寺までは約12.5キロで男性でも6時間かかり、山腹にあるので足元の悪い道が続いているので歩きお遍路だとなかなかしんどい道のりだと思います。
車で行く場合のルートだと、一度徳島市方面に戻り、
国道192号から県道20号、21号、国道438号経由で行くルートが最もいいようです。
車でも大体1時間ほど。
車がすれ違うのが大変なほど狭くて曲がりくねった山道を走らなくちゃいけません。
もちろんご飯処やコンビニもあまりないので、お昼ご飯と重なるときは計画立てて行ったほうがいいと思います。
ちなみに。
438号線沿いに「温泉の里神山」という道の駅があり、うどんやお蕎麦が食べられるちょっとしたイートインスペースや、地元の野菜売り場、名物らしい梅干しなどが販売されていました。
ここ以外は食事できるところがほとんどないので、ゴールデンウィークだけあり賑わってましたよ~。
そして山道を登り、車酔いしながら到着。
駐車スペースはかなり広かったです。
道が狭いので大型車は少し手前のバス駐車スペースに停めて、そこからワゴンバスに乗り換えていました。
それくらい狭い道なので、運転に自信がない方は気を付けてくださいね。
駐車場から本堂までは徒歩10分ほど。
さっそく歩いていきます~。
道にはたくさんの灯篭が。
標高930メートルの山の中腹にあるので、ひんやり。
木々に囲まれていて、マイナスイオンがたっぷり。
「あ、このお寺なんだか合わないかも・・・」「あ~この場所好きだな~」
ってのが分かれます。
ここはまた行きたいくらいなんだか癒されました。
10分もかからないくらいで到着。
境内に足を踏み入れると、巨大な杉の木が立ち並んでいます。
推定年齢400~500年で天然記念物だそうな。
この正面の石段を登ったところに本堂と大師堂があり、大きな木の横側に納経所がありました。
こちらのお寺の駐車場は有料(1台300円)なのですが、納経の際にお支払するようになっていました。
この日は連休だったので歩きのお遍路さんも多かったのですが、
「え、ここが道?!」という道も多く、ほんとに修行というのにふさわしいと思います。
片道最低6時間程度なので、ここだけで1日掛かりになるんでしょうね。
ここまでのお寺は距離が短くすんなりスムーズにお参りできると思うのでほんとくじけそうになると思いますが・・・
車お遍路のありがたみを知った一日でした。
車お遍路の私たちはまだまだ進みます。
その後は第十三番札所に向かいましたが、続きはまた次回の記事で。